ICT基盤センター
トップ > サービス利用案内 > メール > メールソフトの設定 > 推奨設定 > メール受信

メール受信時の暗号化の設定

メールを pop.cc.yamaguchi-u.ac.jp や imap2.cc.yamaguchi-u.ac.jp から受信する場合に,その通信経路を暗号化します.このSSL/TLSによる通信経路の暗号化を行うには,下記の設定に関する説明を参照して下さい.なお,こちらで動作確認を行ったソフトウェアは以下の通りです.リストにないソフトウェアについては,未調査につき何か不都合が生じる可能性もあります.何かありましたら,info-cc@ml.cc.yamaguchi-u.ac.jpまでご連絡下さい.

  • Outlook Express 6.00,Windows版,IMAPとPOP両方で確認.
  • Outlook Express 5.50,Windows版,IMAPとPOP両方で確認.
  • Outlook Express 4.72,Windows版,IMAPとPOP両方で確認.
  • Netscape Mail 7.01,Windows版,IMAPとPOP両方で確認.
  • Eudora 5.1J,Windows版,POPのみ動作.
  • Eudora 5.2E,Windows版,POPのみ動作.
  • Sylpheed 0.7.4,Unix版,IMAPとPOP両方で確認.
  • Mozilla 1.1,Unix版,IMAPとPOP両方で確認.
  • fetchmail 5.9.11,Unix版,POPで確認.

設定方法

暗号化を有効にするには,以下の指示に従って下さい.

  • Outlook Express
  • Netscape Mail
  • Eudora
  • これ以外のソフトの場合,POP3SかIMAPSの設定を行ってください.ソフトによっては,SSL/TLSによる暗号化を行う,という記述かもしれません.

Eudora をお使いの方へ

Eudora は,バージョン 5.1 からWindows版とMacOS版(MacOSXを除く)においてSSL/TLS による暗号化をサポートしておりますが,IMAPにおいてSSL/TLSを有効化した場合に不都合が生じる可能性があります.Windows版でのPOPを利用してのSSL/TLSによる通信路の暗号化については上記の手順に従って,設定を行って下さい.

暗号化を行うことの利点

メール受信時のSSL/TLSによる暗号化の利点は次の通りです.

  • パスワードの盗聴を防ぐことが出来る
以下の点については,今回の暗号化の恩恵を受けません.
  • メールの差出人や内容の改竄や盗聴を防ぐこと

今回の暗号化では,メールサーバから使用中のパソコンまでが暗号化されます(下図の赤字部分の通信のみ暗号化されます).この暗号化による恩恵は,上述の一点以外にも少なからず存在しますが,基本的に,一般のメールは暗号化されずに山口大学のメールサーバに届きますので,メール自体を暗号化しない限り改竄や盗聴を完全に防ぐことは出来ません.

SSL/TLSの効果のある部分
上へ
更新日: Tue Mar 24 17:51:40 JST 2020
作成者: 各センター窓口
連絡先: info-cc@ml.cc.yamaguchi-u.ac.jp