Moodleサービスの移行について

2022年3月9日
情報基盤センター

Moodleサービスに使用するシステムについて、Moodle 2(バージョン2.9)からMoodle 3(バージョン3.9)への移行を進めています。

1. 背景

現在、山口大学ではMoodleサービスとして主にMoodle 2(バージョン2.9)が利用されていますが、このバージョンはサポートが終了してから何年も経過しているためセキュリティ保護の観点から運用の継続が困難です。
また、最近のバージョンに比べて動作の安定度や性能で劣っているため、サーバ老朽化の進み具合などを考えると、これ以上の利用科目数や利用者数の増加に対応することはできません。

そこで、学内クラウドに新たに構築したMoodle 3(バージョン3.9)への移行を進めます。
2022年度を移行期間としますので、Moodle 2の利用者はその間にMoodle 3の操作等に慣れてください。
移行期間終了後(2023年3月下旬)、Moodle 2と修学支援システムとの連携を解除し、Moodle 2は過去の教材等の閲覧のみ可能となります。
最終的には2028年3月下旬をもってMoodle 2のサービスを完全に廃止する予定ですが、ハードウェア等の故障により、予定より早く停止する可能性もあります。

2. 移行計画

Moodle 2からMoodle 3への移行計画は以下の表1の通りです。

表1 Moodleサービス移行計画
時期(予定)移行措置内容
2022年3月下旬Moodle 3へのリンクを修学支援システムに掲載。
Moodle 2への新規コース作成依頼(管理者が手動で作成するもの)の受付を停止。
2022年4月下旬以降、初心者向けのMoodle利用者講習会などを順次開催。
2023年3月下旬Moodle 2と修学支援システムとの連携を解除(授業のコースが作成されなくなります)。
Moodle 2システムは以降、過去の教材等の閲覧のみ可能。
修学支援システム上にあるMoodle 2へのリンクを削除。
2028年3月下旬Moodle 2システムを停止(ハードウェの故障が生じた場合は早期に廃止の可能性もあり)。

3. データの移行に関する留意事項

Moodle 2からMoodle 3へのコース・データの移行にあたり、ご利用の皆様は以下の事柄にご留意ください。

データの移行に関する詳細については、情報基盤センターのWebサイトにあるModle 3利用マニュアル(教員版)の中の「Moodle 2からのコンテンツの移行」という章をご覧ください(要認証)。

4. Moodle 2からの主な変更点

Moodle 3ではMoodle 2に比べ、システムの機能、性能、及びセキュリティ対策にいくつかの変更点があります。
変更点の詳細については、情報基盤センターのWebサイトにあるModle 3利用マニュアル(教員版)の中の「Moodle 2からの主な変更点」という章をご覧ください(要認証)。


移行に関する問合せ先

各地区の情報基盤センター
  吉田センター(内線:5777)
  常盤センター(内線:9900)
  小串センター(内線:2174)
info-cc@ml.cc.yamaguchi-u.ac.jp