「原稿の作成の手引き」

 原稿は,「学術情報処理研究」誌に掲載されると同時にWWW上でも提供されるので,以下の形式に沿って,原稿を提出して下さるようお願いいたします。

 原稿は基本的に Plain Text で作成し,これを自動的にHTML形式とLaTeXに変換します。図表あるいは数式は別途,手作業での埋め込みとなります。そのため,より正確に原稿を作成できるようご協力をお願いします。また,HTMLでの表現も紙媒体との併用ですので,あまりこったことはできませんので,その点ご了解ください。

1.ファイルの名前

 発表申し込み後,整理番号をこちらからお知らせしますので,各ファイルには,整理番号付きのファイル名を使用してください。

 各文献を統一的に表示させるため以下の形式にそって提出して下さい。

本文   整理番号.txt

図,写真 整理番号fig1.1

表    整理番号tab1.1

数式   整理番号eq1.1

 

2.提出形態

 

本文 電子メール 

   フロッピーディスク (MS-DOSMacintosh

 

図表 電子メール(uuencodeしてください)

   フロッピーディスク

   紙出力による郵送

 

数式 LaTeX形式のasciiファイルによる電子メール

   LaTeX形式のasciiファイルによるフロッピーディスク

   イメージファイルとして電子メール(uuencode)かフロッピー

   紙出力による郵送

 

 

注意事項

  ・本文はかならず電子原稿を提出して下さい。(紙による出力のみの提出は受け付けません。

  ・電子メールで送付する場合は,1行が長くならないように80桁くらいで改行して下さい。

  ・フロッピーディスクは3.5インチのものをご使用下さい。

  ・フロッピーディスクのフォーマットは,2HD1.44MB(DOS)2HD1.44MB(Mac) でお願いします。

  ・フロッピーディスクには書き込み禁止にしておいて下さい。

  ・フロッピーには,整理番号と氏名,所属を書いたラベルを貼って下さい。

   (フロッピーが複数になる場合は,番号も記入しておいて下さい)

  ・紙出力のものは,イメージスキャナで読みとります

  ・図表はカラーのものでも結構ですが,論文誌に掲載する場合は,256階調の白黒画像に変換します。

 

 

3.ファイル形式

 

 本文 Plain Text (LaTeX形式にはしないで下さい)

    半角カナ文字は使用しないで下さい。

 図表 GIF形式,または紙出力

 数式 LaTeXタグを埋め込んだasciiファイルまたは,GIF形式のイメージファイル,もしくは紙出力

     

. 第1ページの形式

 

. 表題

 

 表題はファイルの先頭もしくは,3行の空行の後に記載して下さい。

 次に現れる空行までが表題とみなされます。

 印刷の際,表題は大きな書体を用いてセンタリングされます。

 

. 著者

 

 表題の後に空行を1つはさんで著者名などを記載して下さい。

 著者名,所属機関名,所属機関住所,電話,Fax,電子メールアドレスを各1行ずつ記載するのを基本とします。

 なお,本文や概要と異なり,ここでの改行はそのまま反映されます。

 また,印刷の際はセンタリングされます。

 複数の著者を記載する際には,所属機関などの対応がはっきりとわかるようにして下さい。

 そのために著者記述の部分に空行を入れても構いませんが,2つ以上の空行が連続しないようにして下さい(概要との区別のため)

 

. 概要

 

 概要は著者記述の後に空行を 2つはさんで「概要」または「Abstract」と記載し,その後に空行を 1つ入れてから内容を記載して下さい。

 複数の段落に渡る時の段落の区切り方は本文と同じです。

 

. キーワード

 

 キーワードは概要の後に空行を 2つはさんで「キーワード」または「Keywords」と記載し、その後に空行を 1つ入れてからキーワードを並べて下さい。

 

. その他

 

 上記の項目のいずれかを省略は可能ですが,その時は空行も含めて略すようにして下さい。

 なお,典型的な記載順序は, (1) 和文表題, (2) 和文著者, (3) 和文概要,(4) 和文キーワード, (5) 英文表題, (6) 英文著者, (7) 英文概要,(8) 英文キーワード,

となります。

 

.本文 (第2ページ以降)

 

. 本文の始まり

 

 4. で説明した第1ページに続いて本文を記載して下さい。

 その際,第1ページと本文の間には 4行以上の空行を入れて下さい。

 

. 章と節のタイトル

 

 本文中で 2行の空行の後から次に空行が現れるまでの間を章や節のタイトルとみなします。

 なお,自動的に番号付けなどは行なわないので,著者の側で番号をつけるようにお願いします。

 

. 段落

 

 本文において以下の条件のいずれかに当てはまると新しい段落が始まったものとみなします。

  ・1行の空行をはさんでいる場合

  ・行の先頭に空白 (全角または半角) がある場合

 なお,1行の空行をはさんでいるだけでは先頭行の字下げは行なわないので,先頭行の字下げが必要な場合には行の先頭に必要なだけ空白を入れて下さい。

 また,1行の空行をはさんでいても5.4に当てはまる場合は段落ではなく,リストとみなされます。同じ段落であれば,改行されていても右揃えなどのために改行位置が調整されます。

5.4 リスト

 

 段落の先頭が中黒「・」である時は,それらはリストとみなします。

 (5.3 の段落の始まりの条件の書き方がこれに該当します。)

 段落の先頭に中黒を書き,かつリストになることを避けるためには中黒の前に空白を入れて下さい。

 なお,番号付のリストは準備していないので,段落などで代用して下さい。

 

5.5 引用

 

 行の先頭にタブが入っているものはプログラムコードなどの引用であるとみなします。そこでは固定幅の文字が用いられ,段落と異なり,改行位置の調整などは行なわれません。

 なお,各行の先頭のタブは取り除かれます。引用部分の字下げが必要な場合にはタブを 2つ入れるか,タブの後に空白を入れて下さい。

 

. 図表の参照

 

 図表には番号 (図1、表1など) を付け明示的に参照して下さい。

 冊子体では,図表は原則として各論文の最後にまとめて挿入されます。

 また,WWW の方ではハイパーテキストのリンク手法によって結びつけられます。

 

5.7 参考文献

 

 参考文献リストへの本文からのリンクははりませんので,必要であれば,文献番号なども本文中に明記して下さい。

 

6. その他注意点

 

  ・本文中から外部のURLへのリンクは張ません。

  ・本文献は本会のWWWホームページ等で公開されるが,改変等を防ぐ意味で,コピーあるいは,各自のホームページでの公開を禁じます。その場合は,本会のホームページへのリンクをはって下さい。