最近、個人情報流出が、大きなニュースとして取り上げられるようになった。
	  15年前(2008年現在)では考えられないことだった。
	  また、ネット上の掲示板に犯罪予告を書き込み、世間を騒がせる人がいる。
	  こんな人も、いるにはいたけど、今のようにインターネットの普及率も高くなくて、
	  手軽にできるものではなかったから、今ほど多くなかったかもしれない。
	  インターネットがあまりに身近で手軽になりすぎて、そこに流れる情報にいろんな問題が起こってきているのが、現状だ。
	  
	  そもそも個人情報がお金になる社会だ。
インターネットのように
	  不特定多数と瞬時につながることのできる便利なもの(しかもその中には無数の情報が流れている)を、
	  悪用しようと考える人も多い。
	  情報の秘密を完全に守ろうなんてムリがあるってものだろう。
	  
	  逆に、犯行予告を掲示板に書き込んで捕まり、「なんでバレたんだ?」なんてことを
	  犯人のコメントとして新聞の活字にすることが、どんなにオマヌケなことなのか知るべきなのだ。
	  確かに通信の秘密はある程度守られることになっているようだけど、それは正しく利用した場合のみ。
	  警察が開示を求めれば、どこの端末(パソコン、ケイタイ)からいつ書き込んだかまでバレバレなのだ。
	  
	   情報を取り巻く環境も大きく変わり、今や検索すれば大抵の欲しい情報は手に入る。
	  それと同時に、社会全体における情報の価値(個人情報など)も変わってきているのだから、
	  使う方も情報に対して無関心でいてはならないと思う。
	  情報にセキュリティはもちろん必要だけど、
	  
その前にまず使うあなたがセキュリティ意識を持って情報を活用しなくてはならないのだ。