一般的には取得した場合、それを公表し、 名刺や様々なものに認証取得のマークを使用できることから、 社会的な地位や信用を獲得できる、といえる。

しかし、実際取得してみて思ったのは、普段の生活の中で、解っていると思っていることが、 意外とわかっていないことも多くあるということだ。

情報セキュリティに関しても、ちゃんと守られてる、自分は大丈夫、という、 根拠のない自信から、認証取得に必要な手順を踏んでいく内に、 根拠のある自信へと変えられていく。

安全と思っていたものでも、実は大きな危険がそこに潜んでいることに気付くことだってある。

何か事が起こってから、知りませんでした、では済まされないことも、 ちゃんと対策を立てておくことができるのだ。

何より他の人とセキュリティ意識を同じく共有することができる。 だからもし万が一何かあったとき、特定の人だけが悪い、ということもない。 共通認識がいけなかったということになる。

それに、作業を進めるにあたって、必然的に普段より周囲の人たちとコミュニケーションを取ることが必要になってきて、 実はそれがなかなか楽しかったりする。