ISMS種をまく(ISMSフロー図)

全体の流れ

ISMSの全体の流れを、PDCAに当てはめながら、書き出してみた。 
 

ISMSフロー図



PLAN
@(初年度・認証取得前)適用範囲を決める。
A(〃 )規格書の要求する各文書(ISMSマニュアル等)の作成を開始する。
B情報資産を洗い出す。
Cリスクマネジメントをする。残留リスクについてCIOの承認を得る。
D(初年度・認証取得前)ISMS規格書内の管理策から取捨選択する。
  (取得後は適宜見直し)
ECIO(その組織の最高情報責任者)にISMSの導入・運用について決裁をとる。
F適用宣言書(Dで管理策取捨選択後、管理策目的・管理策・そしてそれを取り入れた理由の書かれたもの)の作成。

DO
G教育・訓練を行う。(BCP・事業継続計画の一環で、避難訓練をしたり、停電時のロールプレイングを行う。)
H(認証取得後2年目以降)文書の見直し。
I同時進行で、リスク対応計画書を作成、計画を実施する。

CHECK
J管理策の有効性を測定する。(できれば、で、いいらしい??)
K組織内で内部監査を受ける。
L内部監査で受けた指摘事項を直す。
Mマネジメントレビュー(ISMS運用が適切であるかどうか一度見直す)
N認証審査機関による審査を受ける。(初年度は取得、2年度以降はサーベイランスといって、継続のため)
O審査に合格、何か指摘されたら直す。

ACT
P是正措置、予防措置を行う。
Q次年度の計画を立てる。

…と、大体こんな感じ。
ISMSをこれからどのように進めていくのか、年間計画を立てるのも大切な手順の一つ。
認証取得前の初期は、作業をまた差し戻すこともあるし、みんなが解るように、自分たちの業務スケジュールにあった年間計画を立てておこう。


お次は…耕して種まき