2017年10月11日
教職員・学生関係者 各位
                山口大学情報基盤センター

Windows 10バージョン1511のサポート終了に関する注意

Windows 10には「1507」や「1511」といったバージョンがあります。
(Windows 7までのSP1やSP2のようなものです。)
マイクロソフト社によるWindows 10バージョン1511のサポートは
2017年10月10日(火)をもって終了しました。
サポート終了後には更新プログラム等が提供されなくなるため、
セキュリティに関する不具合や脆弱性が発見されたとしても、
それらが修正されることはありません。
そのため、パソコンがコンピュータウィルスに感染したり、
情報漏えい等が発生する危険性が高まります。

サポートが終了したOSを大学のネットワーク(有線LANやWi-Fi)に
接続することは禁止されています。
Windows 10をご利用の場合は、
下記の手順に従ってOSのバージョンをご確認頂き、
最新版でない場合にはアップデート(更新)を行ってください。

セキュリティ被害の予防にご協力を頂けますよう、
宜しくお願い致します。

(1) アップデート後のウィルス対策ソフトウェアの不具合
Windows 10のバージョン1709(Fall Creators Update)への更新に際して、
一部のウィルス対策ソフトウェアでは不具合が生じることがあります。
以下の資料を参考に、該当する製品をご利用の場合は
必要な対処を行った後にWindows 10のバージョンアップを行ってください。

ウィルス対策ソフトウェアの不具合について(学内限定)

(2) Windows 10のバージョンの確認方法
下記のWebページの手順に従ってWindows 10のバージョンを確認してください。

バージョンの確認方法

Windows 10が最新版(2017年10月時点では「1709」)である場合は、
以降の更新作業は不要です。
(3) 更新アシスタントを使用した最新版への更新
ご利用のWindows 10が最新版でなかった場合は、
下記のWebページの手順に従って「更新アシスタント」というプログラムを
ダウンロードして、そのプログラムを使用して更新を行ってください。
Windows 10のバージョンが1703の場合、
誤って「ご利用のバージョンは最新です」と表示されることがあります。
更新後には再度、(2)の手順でWindows 10のバージョンを確認してください。

更新アシスタントを使用したアップデートの手順

(4) Windows Updateの手動操作
(3)の手順でWindows 10が最新版に更新されない場合は、
以下の手順に従って手動によるWindows Updateを実施してください。
Windowsのバージョンアップが開始された後の手順については、
(3)のWebページを参考にしてください。
更新後には再度、(2)の手順でWindows 10のバージョンを確認してください。

Windows Updateの手動操作の手順

通常、Windows 10はWindows Updateの機能によって
自動的に更新プログラムの適用とOS本体のアップデートが実施されます。
古いバージョンのまま更新がされていなかったパソコンについては、
何らかの原因で自動更新が無効になっているか、
更新プログラムの適用に失敗しています。

[参考Webページ]
Windowsライフサイクルのファクトシート(マイクロソフト社)
ページ上部にはWindows 7/8.1/10の最新版(もしくは最終版)のサポート期限が、
ページ下部には過去の各バージョンのサポート期限が記載されています。