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Eudoraの設定方法

以下の説明は,Eudora 5.1-J Windows版 について記述してありますが,英語版の 5.1 や 5.2 を使っている場合も,基本的に同じ操作で設定を行うことが出来ます.なお,画面の画像をクリックすると大きな画像が表示されます.

注意:Eudora での SSL/TLS のサポートは,バージョン 5.1 からです.それより前のバージョンでは SSL/TLS の機能を使用することは出来ません.
  1. メニューの「ツール/オプション」からオプションダイアログを開きます.
    selecting option menu
  2. ダイアログの「メールの送信」のタブを開き,「受信時SSL(Secure Sockets Layer)」を「必須(代替ポート)」に設定します.
    option dialog
  3. 一度,Eudora を終了し,再度 Eudora を起動します.
  4. この状態で,一度メイルの送信を試みて下さい.すると,下図のように画面下部に警告が表示されます.この警告に従って,以下の操作を行う必要があります.必ず,一度メールの送信を試みた上で以下の操作は行ってください.
    security alert
  5. メニューの「ツール/オプション」からオプションダイアログを開き,「メールの送信」タブより「最新のSSL情報」をクリックしてください.すると,次のような「Eudora SSL連接情報管理」ダイアログが開かれます.
    SSL information
  6. 「Eudora SSL連接情報管理」ダイアログから「証書情報管理」ボタンをクリックし,「証明書情報管理」ダイアログを開きます.このダイアログの上部から smtp.cc.yamaguchi-u.ac.jp の証明書を選択し,このページの最下部にある注意事項を良く読んだ上で,この証明書を信頼して良いと判断された場合は,「信頼させるリストに追加」ボタンをクリックしてください.
    SSL information
  7. 以上の設定で,SSL/TLSで通信路を暗号化してメールの送信が行えるようになります.
  8. サーバ証明書に関する注意事項

    本来,SSL/TLSを利用することには次のような3つの目的:

    • サーバ認証(サーバが意図した本物であるかの確認)
    • クライアント認証(クライアントが意図した本物であるかの確認)
    • セッションの暗号化(通信路の暗号化)

    がありますが,今回は,最後の暗号化のみを行っており,サーバ認証は行っておりません.従って,接続しているサーバが,ユーザの意図した本物のサーバであることを,センター側で保証することや,ユーザ側で確認することは出来ません.そのため,サーバ証明を行うことが出来ず,Eudora はメールの受信を,証明書が信頼出来るとユーザが設定するまで行いません.

    以上の危険性の認識を持った上で,SSL/TLSを利用してメールを送信する場合は,サーバ証明書を信頼させるリストに追加して下さい.
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更新日: Tue Mar 24 17:52:16 JST 2020
作成者: 各センター窓口
連絡先: info-cc@ml.cc.yamaguchi-u.ac.jp